選択:家具の修理する?しない?

■見込みをたてる

一般的にビンテージ、アンティークといったジャンルをのぞき、
家具は綺麗で新しい物が好まれます。

ボロボロだけどオリジナルのソファ。
綺麗だけど座面が張り替えられたソファ。

言わずとも綺麗なソファが選ばれます。
足の折れたテーブルなど、テーブルとしての価値はありませんが、
足を修理すればテーブルとしてまた使えます。
ですが1万円で購入したテーブルの修理代が1万円の場合、
修理するよりも新しい物を買う人がほとんどです。

一般的に家具の修理は数万円かかります。
以前足の折れたロココ長の丸テーブルを修理したことがあります。
その時の修理代は20,000円でした。
修理後、35,000円で販売されました。
足を折れているからといって捨てれば利益は0円、
むしろ処分にお金がかかります。
ですが、35,000円で売れる見込みがあったので修理ができました。
つまり修理する前に、いくらで売れるのか見込みを立てることが重要となります。

■修理実例

先日、ドレクセルのシノワズリのキャビネットを入手する機会がありました。
傷が多く状態が良いとは言い難いものでした。
このまま販売しても高値は期待できず、15万から20万円がいいところだと思います。
ですが、修理代に3万円かけたところ45万円で販売することができたのです。
大きな破損のあるお品ではありませんでしたが、小さな傷や、かけを修復し、
元の通り漆仕上げしていただいたところ、かなりの美品となり仕上がったのです。
このケースは、定価が高く、数の少ない商品だったので成功事例と言えますが、
日頃から修理する(メンテナンスする)選択肢を持っているだけで販売金額は大きく変わります。


腕のある家具修理工房さんだとアンティークの家具、
ロココのクラックペイントの再現など、とても美しく仕上げることができます。
ただなんでも修理すればいいというわけでありません。

◯販売金額が想定でき、修理代金と販売利益のバランスがあう場合、
◯定価が高く、状態ランクの違いによって売れる金額が大きく異なるもの
◯1点もので定価がないようなもの

などが修理に好ましいと思われます。
つまり、高級な家具ほど修理する価値があるのではないでしょうか。

■仕上がり結果

大阪箕面市の家具修理工房

さくら工房



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