FROM JAPAN(カンボジア)

■カンボジアの実店舗「だるま」の紹介

カンボジアの店舗「だるま」の紹介

 「だるま」は空港から1キロで、中心街からは少し離れたニュータウンにあります。国道沿いに店舗があるので、人通りはそこそこあります。お店の前でスピーカーで音楽をガンガン鳴らすのがカンボジアスタイルです。人だかりが出来ると、どんどん人が集まるのでお客様が見たくなる商品を店頭に並べています。(日本でも同じ)店舗での売れ筋は家具、置物の回転が早いです。

カンボジアでは、NHKしか日本のメディアがなく、日本の文化はまだまだ浸透しておりません。

韓国メディアの影響とベトナム、中国からの安い衣類が入ってくるため、中古衣類などは売れにくいです。

しかし新品の体操着が大量に入った際は良質の肌着としてすぐに完売いたしました。

子供向けの商品も人気の一つです。

 

東南アジアの他国と違い、カンボジアでは中古の家電が入れやすく、状態程度を間違えなければ持ち込む価値があります。

ただし、複雑な商品などは販売する際に工夫が必要となってきますので、しっかり商品教育が必要です

空気清浄機などは商品の説明がしっかりできないと販売する事が難しいです。

 

実際にカンボジアに持ち込むポイントは小さいモノをたくさん入れることです。具体的には、シャープペン、定規、ホッチキスなど文具や、サイズの小さい調理器具や食器を、隙間を作らないようにたくさん詰め込んでください。

 

いかに中間層(月収$500~$1000)の消費者を取り込む事がポイントになってくるように感じました。

 

 

 

■中古の食器って売れてる?

 日本の食器は、カンボジアのイオンモールでも新品のお皿が売っています。やや割高ですが。

中古のお皿は1ドル、2ドルなどで売れて行きます。実際に食器を大量に送ると、何でも売れた時代ではなくなり、状態やデザインが良いものが選ばれて売れる時代に徐々になってきています。その背景には、安い商品はカンボジアにも溢れています。そのため、現地の人の悩みは商品のクオリティです。例えば新品の靴を購入しても、すぐにヒールが取れます。形だけを真似てるから、原価がすごく安く作っていることが原因です。元々カンボジアで流通させるために作ったモノが当てにならない。だからこそ、日本で流通させるために作られた、「FROM JAPAN」がカンボジア人にとって、中古でも様々な商品が売れる理由となっています。