中国骨董・明時代銘一覧

■文化大革命

数年前から中国骨董が爆発的な人気を誇っている
なぜ中国骨董が今、人気なのか。
それは中国の経済成長に伴い富裕層による投資目的の買い戻しが
トレンドだからだ。

買い戻しとはどういう意味だろう・・・

半世紀ほど前の中国では「文化大革命」が起こり、
中国骨董の価値は暴落した。
そこに目をつけた日本人が中国骨董を爆買い、
また中国人が骨董品の破壊を防ぐために日本に送ったとされている。

全ての発端は1966年の文化代革命、毛沢東の時代
その時代に日本に入ってきた質の良い中国骨董が買い戻されているのが現状だ。

中国骨董といっても時代はさまざま、
よく見る中国骨董の明時代の銘を一覧にした。



■明時代銘一覧

大明宣徳年製 だいみんせんとくねんせい
=明時代・宣徳(1426-1435)

大明成化年製 だいみんせいかねんせい
=明時代・成化(1465-1487)

大明弘治年製 だいみんこうちねんせい
=明時代・弘治(1488-1505)

大明正徳年製 だいみんしょうとくいねんせい
=明時代・正徳(1506-1521)

大明嘉靖年製 だいみんかせいねんせい
=明時代・嘉靖(1522-1566)

大明万暦年製 だいみんばんれきねんせい
=明時代・万暦(1573-1620)




写真は清時代の「大清嘉慶年製」

偽物もたくさん出回っている